同社や国土交通省の発表によると、この実験は御堂筋線の終電時刻を概ね2時間延長し、沿線エリアでの夜間の消費動向や人口流動、交通需要に与える影響を調査するもの。 しかし「2月以降の御堂筋線の深夜帯の利用客数が顕著に減少」と発表しており、新型コロナウイルスの感染拡大による影響もあるとみられる。

20日夜には、同社の公式サイトなどで「終電延長実験」の中止を周知している。ツイッターなどのSNSでも「これは仕方ない」「観光客も減っているし」といった投稿が多くみられた。

また、駅のデジタルサイネージの周知をみて「新型コロナウイルスってこういうところにも影響してるな」と話す会社員らの姿もあった。